頭をやすませるために

公開日：2017/07/28

更新日：2021/06/01

 

 

 目次

１．慌ただしい日常の中で

２．のんびり電車にゆられる

 

 

 

１．慌ただしい日常の中で

 

日々慌ただしい日常生活の中で、ふと“ボ～ッとしたい・頭を休ませたい”といった気持ちになることがあります。毎日せわしなく活動している思考の世界からほんの一時でも距離をとって落ち着きたいといいますか。

 

かなりざっくりした言い方になりますが、これらを可能にする方法として、古くからあるのが様々な種類の瞑想や禅、近年ではマインドフルネスなどがよく知られています。

 

常に忙しく何かを考えている状態の頭を休ませ落ち着かせることは、心の健康にとってもポジティブな意味をもちます。そこで今回のブログでは、私がそのために実践している方法をご紹介してみたいと思います。

 

２．のんびり電車にゆられる

 

頭を休ませ、ボーっとする方法として色々な手段があると思います。身近な知人に聞いたら、ざっと、軽めの運動，DVD鑑賞，ドライブ，美術館に行く等様々な答えがかえってきました。

 

私の場合、自分に負担をかけないで一定時間頭を休ませる，ボーッとするのに最も最適な方法は「電車にひたすらのること」です。具体的に詳しく書いてみます。 

• 時間帯は朝夕のラッシュ時を除く日中で平日がおすすめ。何故ならその時間帯は電車がすいています。普通乗車券で乗れる各駅停車や快速がいいですね。そしてできればボックス席の窓側に座ります。平日の日中はすいているので、こういう席にも気をつかわず座れます。

• 大宮駅というそこそこ大きい駅が比較的近いので、まずはそこまで行きます。そして大宮駅に乗りいれているボックス席のある路線の中から、その時の気分でのりたい電車をえらびます。

• 音楽を聴きたい人はお気に入りのものを聴きながら。本を読みたい人は本を持ちこむもよし。ただし、本は気軽に読めるものがおすすめです。頭を休ませボーッとしにいくわけですから。とうぜん、スマートフォンはできるだけ見ない方がいいでしょう。

 

これで準備完了です。ボックス席に座り、あとは窓の外を眺めながら電車にのり、気がすむまでボーッとしつつ、特に何かをするわけでもなく過ごします。この、「ボーッとする、なんとはなしに過ごす」というのが可能なのは、電車から見える外の景色が変わっていくからだと思います。退屈さをさほど感じないんですよね。

 

これは乗っている電車が各駅停車か快速で、外の景色がほどよいスピードでながれていくからなのかもしれません。新幹線や特急だとこうはいきませんよね。そして家や喫茶店で一人でいる時にこの状態になろうとしてもけっこう難しいんですが、電車だとわりと簡単になれます。

 

そして気がすんだところで電車を降り改札をでてブラッとする。これがいわゆる「ぶらり旅」が目的なら、降りた駅で街中を散歩したりするのでしょうが、今回は「ボーッとしに電車にのる」が目的なので、疲れすぎない程度に短めに切り上げて今度は帰りの電車にのります。座席は当然ボックス席です。

 

普通乗車券なので、例えば片道2時間のってもさほど高額なお金にはなりません。往復４時間、のんびりボーッとできるわけです。何回かやっているのですが、気づいたら宇都宮というのが最長でした。

 

こんな感じで頭を休ませてのんびりし、ボーッとできると、帰ってくる頃には、行く前よりもほんの少しですが気分転換できていることが多いですね。“ま～また明日からボチボチやるか～”みたいな心境と言いますか。

 

ただ、コロナ禍になってしまってからはできていないんですよね。コロナの問題が落ち着いたらまたやりたいと思っています。今回は私の「頭を休ませる・ボーッとする方法」をお伝えしましたが、きっと皆さんそれぞれにあった方法があるかと思います。電車にのる方法が合いそうな方は、是非おためしください！