「関ジャム」って面白いですよ-音楽を気軽に深める-

すでにご存じの方も多いかもしれませんが、日曜深夜の時間帯に、テレビ朝日系列で放送されている、関ジャムって面白いんですよね。

 

今から、半年~10か月ぐらい前でしょうか。なんとなくテレビをつけて見ていたら、“あれ、これ面白いかも‥”と思いはじめまして。で、“もう一回見てみよう‥”と思って見ているうちに、いつのまにか毎週見るようになりました。

 

番組の詳細は、HPを見たりしていただければと思いますが、ざっくり言えば音楽×バラエティー番組、といったところだと思います。バラエティ要素はほどよい感じで、メインは音楽番組だと思います。

 

表舞台に立って歌ったり、演奏したりする、いわゆる「ミュージシャン」の方もでるのですが、作詞家、作曲家、編曲家(アレンジャー?)、バックコーラスの方など、いわゆる裏方、あるいは通常ではそんなに目立たないけど、音楽を作る・演奏する・あるいはヒットさせるうえで、重要な働きをしているプロの方達が出演して、その方たちの話を色々と聞けるんですよね。

 

ここが個人的には一番面白いところだな~、と感じます。

 

内容的には、例えば、

・プロからみたすごいアイドルソング

・ヒット曲の裏側に隠された、アレンジャーのスキル

・プロからみたすごいボーカリストとは

・「コード」「音階」などの音楽用語の解説と、それが実際、曲の中でどのように使われ、どんな印象や効果をもたらすか

・マイナーな楽器の特集

・雨の名曲特集

 

とか‥ま~いろいろなんですよね。

 

で、これらのテーマが、実際の曲とともに解説されていくわけです。理屈っぽいのかな、と思われるかもしれませんが、全然理屈っぽくは感じないんですよね。バラエティ要素もありますし。むしろ、“あ~そういう仕組みになっているんだ~” “プロはそういうところをみているのか~・考えているのか~”、と感嘆しながら、その曲への興味が強まっていくいく感じなんですよね。

 

もう一度よく聞いてみたいと思って、その曲をダウンロード(購入)してよく聞きこんでみたり‥といった感じになったりもします。音楽や「ある曲」を、楽しく気軽に深める感じになるんですよね。

 

また、この番組は、様々な年代の曲を流してくれるので、“あ~こういう曲あったな~、むかし聞いていたな~”といったことを思いだしたり、いま流行りの音楽を聴いたり、そういう意味でも楽しみなんです。

 

むかし聞いていたけど、それを自分から意識して聞くって、好きな曲以外はなかなかしないですし、一方で、「最近の曲」は、私のばあい、耳にすることもあまりないんですよね。けっか時代遅れになっていくわけです(笑)。

 

個人的には、1990年代半ば前後に大学生だったので、その頃の曲が流れると、けっこう懐かしくなってもう1回聴いてみるか‥となったりすることが多いですかね。ミスチルとかスピッツとかが爆発的に売れていく時期だったと思います。

 

また、最近の曲にも触れられるので、これは若い方とのカウンセリングにも役立ったりするんですよね。若いクライエントさんと、音楽の話や趣味の話になったりしたときに、“あ、それ、なんとなく知っているかも‥”となって、その話題を共有したり、その場でらなくても、クライエントさんに教えてもらった曲やバンドが関ジャムにでてくる、なんてこともあるんです。

 

と、ま~色々書いてきましたが、個人的にはやはり、多くの人の印象に残る曲、ヒットした曲、隠れた名曲、などが、実はこんなふうに創られている、プロからみて「ここがすごい」ということを聞けるのが楽しいな~と思います。その曲やミュージシャンにさらに興味を持ってもう1回聴いてみよう、とか様々な好奇心がでてきますね。

 

皆さんもよろしければ、見てみてください!