『3月のライオン(白泉社)』 著者 羽海野チカ

タイトルに、「おすすめの漫画」と書こうと思ったのですが、読んだ方のその時々のコンディションで感じ方は色々あると思うので、「おすすめ」という言葉はタイトルには使いませんでした。あえて言えば、私が「好きなマンガ」という事になるでしょうか。

 

「何を今更‥」と思われる方も多いぐらい有名な漫画ですね。漫画の背表紙に「様々な人間が、何かを取り戻していく優しい物語です。」とあります。漫画を読んでいると、「優しい物語」という言葉だけではおさまらないような、読んでいて、きつい出来事やしんどいエピソードもけっこうでてきて、かなり感情が揺さぶられます。

 

ですが、それらを含めて、主人公の桐山零君や色々な人たちが、「大切な何か」を取り戻していく物語は、やはりとても良いですね。

 

先日、オフィス近くのさいたま市内の映画館で、映画の前編も見てきましたが、映画も良かったです。漫画の実写化は色々な意味で難しい面もあるかと思いますが、この映画は最初からすぐに引き込まれてしまいました。年のせいで涙腺がゆるくなっているのか、目頭が何度もあつくなりました。主人公役の、神木隆之介君をはじめ、でている役者さん達の演技もすごくて、本当に見入ってしまいました。

 

やはり「おすすめ」と言いたくなってしまいますね。

コメント: 2 (ディスカッションは終了しました。)
  • #2

    西野入 篤 (月曜日, 01 5月 2017 08:31)

    じゃこてんサラダ様:コメントありがとうございます。面白いペンネームですね!たしかに、ヒカルの碁も含めて、あのような作品はその世代の子達に大きな影響をあたえますよね。また、振り返ってみると、私の場合、あるマンガや作品に出会ってから、折に触れて読み返す作品と、ある一時期に熱中してそれ以降はそんなに読まなくなる作品と、二種類ある気がします。が、どちらも有形無形の形で自分に影響を与えているんだろうな~と思ったりしますね。

  • #1

    じゃこてんサラダ (日曜日, 30 4月 2017 14:59)

    3月のライオンは思い出深い作品です。当時将棋をやっていた方が教えてくれました。コミックを貸してもらうはずだったのに、タイミングが合わず借りれないままお別れとなり。ヒカルの碁もそうだけど、あぁいう作品ってその世代の子ども達に大きな影響与えますよね。自分の人生に大きな影響を与えたマンガや作品ってたくさんありますね~