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『公認心理師必携テキスト』に原稿を書きました

公開日:2018/04/20

更新日:2021/05/31

 

 

目次

  1. 『公認心理師必携テキスト』発売
  2. 校正作業について

 

1.『公認心理師必携テキスト』発売

 

一般の方がどれぐらいご存じなのかはわからないのですが、今度カウンセラーの国家資格ができます。資格名が「公認心理師」と言います。

 

さて、その国家資格を取得するためには、試験を受けないといけないわけですが、その第一回目の試験が2018年9月にあります。そういうわけで、色々な試験対策本がだされ始めました。その中で、

 

浦和南カウンセリングオフィス(以下、当オフィス)顧問の、福島 哲夫先生(大妻女子大学教授)が編集責任者になって、

公認心理師必携テキスト』、というタイトルの本が、学研メディカル秀潤社から2018年4月20日に出版されます。

 

私もごく一部ですが、原稿を書かせていただきました。これまで学術論文を書いた事はありましたが、いわゆる書店に並ぶ本に原稿を書いたのは初めての経験でした。その中で驚いたことがあります。それは「校正」という作業についてです。

 

2.校正作業について

 

私が原稿を書くと、次に「校正」という作業が入ります。これは、私が書いた文章に、編集者の方や出版社の校正担当の方が目をとおし、必要があれば「もっと~と書いてはどうか」と提案を私にし、それに対して、私が自分の意見を伝えたり文章を書きなおしたり‥といった双方的なやり取りをしていく作業です。

 

驚いたというのは、私が執筆した箇所は本全体の中のごく一部で、かつその本の中核的な個所でもないんですよね。ですから妙な言い方ですが、“ま~そのまま、さーっといくだろう”と思っていたら、きちんと私の文章に目をとおし、その上で「もっとこうしてみては‥」という提案がきたことに対してでした。

 

「あたり前だ」と怒られそうですが、“こういう原稿にも目をとおし、きちんと校正をするんだ~”と、驚きました。そして実際に、その校正案を受けて文章を書きなおすと、たしかに以前より良い文章になったように感じます。

 

というわけで、はじめての校正作業はとても新鮮なものでした。

 

これは執筆者の一人だから言うめんもありますが、以上のようにとても丁寧に作られた本ではないかと思います。ご関心のある方はご覧ください。