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コロナ禍以前・コロナ禍・コロナ後をめぐって

公開日:2021年9月1日

  

目次 

  1. コロナ禍以前のあるエピソード
  2. プチ電車旅
  3. コロナ後に向けて

 

1.コロナ禍以前のあるエピソード

 

このブログの、「2.プチ電車旅」は今から約4年前、2017年の夏に書いたものです。内容は、なんてことのない、ささやかなものですが、コロナ禍になってから、そこに書いたことが全くできなくなってしまったんですよね。

 

コロナ禍になり、それまであたり前のようにできていたことが全くできなくなっていきました。そうなってはじめて気づくことも多々あります。

 

それはそれとして、今回は当時のブログに多少手をいれたものを掲載してみようと思いました。それにどんな意味があるのかと言われると、ちょっとよくわからないのですが、それでもそういう気になったので掲載したいと思います。

 

2.プチ電車旅

 

お盆休みに(2017年8月)、ふと思い立って、というか衝動的に、プチ電車旅に行ってきました。多分2013年8月頃だったと思うんですが、たまたまテレビで目にした東京スカイツリーと隅田川をセットにした映像を目にしまして、“あ~これはいいな~”と強く思ったんですよね。

 

それ以来、毎年夏になると、むしょうにその景色を見に行きたくなるんです。で、色々調べたんですが、どうやらその景色を好きなアングルで見られる路線が総武線なんです。東京近郊ネタになってしまいますが。。

 

具体的には、秋葉原から市川辺りまでの風景ですね。その間はズーッと電車のドア付近に立って外を見ています。当然隅田川とスカイツリーを一緒に見れるポイントが一番好きなのですが、そこを過ぎてもスカイツリーはだいたいズーッと見れています。

 

またその区間は、墨田川以外にも大小さまざまな川があって、そこを渡る時にみえる広々とした緑や公園の景色もいいんですよね。「水・川べりの緑・広々した感じ」のセットが好きなのかもしれません。

 

そしてその時々の気分で、実際に川べりに行きたい時は市川駅で降りて江戸川まで歩いてのんびり川べりを歩いたりします。大きい川を見つつ、緑も多く遠くにスカイツリーがみえる、という風景はそれだけで気分が開放的になります。また、川べりより下町を散策したくなったら新小岩などで降りて街中をフラフラしたりします。

 

内容が少し変わりますが、村上春樹の小説『1Q84 』の主人公、天吾と青豆が出会う、あるいは物語の重要な場所として市川市がでてきます。『1Q84』は個人的にとても好きな小説なので、そのストーリーを想像しながら市川駅周辺を散策すること楽しいですね。

 

今回は、新小岩をフラフラとしてきました。

 

3.コロナ後に向けて

 

冒頭、このような記事を書くことにどんな意味があるのかよくわからない、といったことを述べました。それはそうなのですが、ただ、4年前に普通にできていたことが全くできなくなり、その状況下で2017年当時の記事を読みかえしていると、様々なものが心にわいてきます。

 

そしてふと、この記事をさらに4年後の2025年に読み返したときに、どんな気分になるのだろうか、という疑問がでてきました。より正確には、この記事を2025年に読んだとき、どんな感情や考えが心に生じるかを記事にしてみたいと思いました。 

 

2017年、2021年、2025年といったある種の定点観測と言いますか。2025年、その時の世の中の状況によって「プチ電車旅」の読みかえし方が変わってくるんだろうと思います。

 

あたりまえですが、コロナ問題が終息していることを祈りつつ。